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4×5(4インチ×5インチ=100×125mm)やバイテン(8インチ×10インチ=200×250mm)といった大型のシート・フィルムを使うカメラのことで、三脚に載せなければならないので機動性に欠けるが、煽りができたり、フィルムが大きいので高解像度であり精緻な仕上がりになる。
最近では編集ソフトをつかえば、煽りと同じ処理ができること、フィルムではデジタル・データーに対応が困難なことから、使用が減っている。
大判カメラのレンズは、レンズボード(リンホフ・マウント)にレンズを取り付けてからカメラに装着するため、どのメーカーのいつの時代のレンズであっても、レンズボードに取り付けさえすれば現在も使うことができる。レンズ部とフィルムを装着する部分は、蛇腹でつながれており煽りに対応している。
撮影に当たっては、ピント合わせをする際には冠布をかぶって行い、絞りやシャッター速度を設定してからフィルム・ホルダーを装着し、ホルダーの引き蓋を引いてからシャッターを切る。
携行が可能な木製のフィールド・カメラと、固定使用が前提の金属製のスタジオ・カメラがある。
参考=エボニー |
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TOYO ビューのスタジオ・カメラ |
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「ウィキメディア・コモンズ」から |
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