写真を撮ろう
(株) 総合事務所

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開放(絞り)(かいほう:しぼり)

 絞りとは名前のとおり閉じたり開いたりして、レンズから入った光を調節する機構で、シャッターとともにフィルム面(CCDセンサー面)の光量をコントロールしている。レンズの明るさとは関係なく、その絞りを全開にすることを開放といい、絞り目盛りの最小値をつかって絞り羽根が全開になった状態のこと。

 絞りを開放にすると、レンズを通る光の量が最大になり、もっとも早いシャッターを切ることができる。開放にすると光の量が多くなりすぎ、もっとも早いシャッターでもオーバーになってしまうことがある。シャッタースピードが足りないときには、光量を低下させるNDフィルターを使うことがある。

 絞りを開放にすると被写界深度が浅くなり、ピントの合う範囲が狭くなる。そのため、手前の被写体にピントを合わせると、それより遠景にあるものはボケてくる。

 開放絞り値はレンズごとに異なり、レンズの製品名に表示されている。開放絞りより1段程度絞ったほうが、一般に解像力は上がると言われる。