絵画・彫刻や写真など芸術的な表現において、個人名をもって多くの人に見てもらえる状態にすること。閲覧に際して、有料の場合もあるし、無料の場合もある。

　写真の場合には、カメラ・メーカーなどが毎月公募を実施しており、その公募に選考されると、ほぼ無料で個展をひらいてくれ、広報活動もギャラリーが行ってくれる。公募に応募するには、１つの主題にしぼった作品を３０〜４０点くらい、Ａ４サイズもしくは六切〜四切程度の大きさで、各カメラメーカーなどに持ちこむと審査をしてくれる。審査を通過すると、実際に展示する半切〜全紙の作品をつくって、展覧会の期日に会場に持ちこむことになる。

　ニコン・サロン（銀座・新宿・大阪など）
　キャノン・ギャラリー（銀座・品川・仙台・名古屋・梅田など）
　コニカミノルタ・プラザ（新宿）
　富士フイルム・フォトサロン（六本木）

　公募を通過するためには、写真の技術もさることながら、数十枚の写真が１つの主題にしたがって、撮影・制作されていることが必須である。