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質感(描写)(しつかん:びょうしゃ) |
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質感とは、被写体になるものの材質感をいい、それを克明に表現することを質感描写という。たとえば、木では木目、織物は繊維の感じ、人物では皮膚感などを克明に描写することである。撮影に当たっては、解像力が高くハイコントラストなレンズと、微粒子フィルムを使用し、ぶれ防止のために三脚を用いるなどの注意が必要である。さらに、材質感の特長を、よりよくとらえることのできる採光をし、微粒子現像液でネガ仕上げをする。なるべくフィルムサイズの大きいものか、大きなサイズのCCDセンサーのカメラのほうが、ディテールをそこなわないので有利である。
被写体の持つ感触の描写を、質感描写といいます。ポートレートなら髪の毛などの手触り、皮膚の手触りなどの印象表現が質感描写です。花や動物、陶器、金属、布などの手触りを印象づける表現も質感描写です。
質感描写は、ライティングによって大きく変わります。光沢のある金属面、陶器、ガラス面などは、光沢面の反射をカバーするような広い拡散面で覆ったライティングが有効です。やや逆光気味で、光源と拡散面との距離と位置の微妙な調節で質感描写が生きてきます。ライトの位置を動かして質感描写の変化をよく観察することがポイントです。
光沢のない布地、髪の毛などの質感もやや逆光気味の光が効果があります。自然光、定常光で撮影するときも、被写体に対する光の当たり方による質感描写の変化をよく観察することです。「写真用語の基礎知識」日本カメラ社から |
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