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ダイレクト測光(だいれくとそっこう) |
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TTL測光方式の一種。レンズを通った光がシャッター幕面(とフィルム面)で反射するのを、シャッターのほうに向いた受光部で測光する方式。シリコン受光素子(SPD)をミラーボックス内側にフィルム面に向けておき、直接フィルム面に当たる光量を測る形式をとっている。
従来の自動露出一眼レフは、すべてファインダー光路内から、シャッター幕の直前に受光素子をおいたため、記憶回路を必要としたが、1975年11月発表された35ミリ自動露出一眼レフ、オリンパスOM12は、フィルム面に当たる光の反射光によって測光するため、露出途中で光量が変化しても対応できる利点がある。
オリンパスOM−2は、シャッター先幕に白い模様をプリントして、撮影時のミラーアップの瞬間から、シャッターの先幕の発進までの間に測光し、シャッター速度をコントロールする方式である。なお、光量が少ないときは先幕の発進後もフィルム面に当たる光量を測光し続けて、適正露出になると後幕を発進させる構造になっている。現在では一眼レフカメラのほとんどがダイレクト測光方式を採用している。
一般撮影だけではなく、ストロボ撮影でもダイレクト測光が可能であり、カメラによってストロボ撮影用に限ってダイレクト測光を採用している機種が多い。 |
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オリンパスOM-2 |
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