高い位置から見下ろすような形で、被写体をねらうこと。たんに下を見下ろす場合にもハイアングルと言うこともある。真下を見る場合は、とくに俯瞰（ふかん）ということが多い。

　標準的なアングルはアイレヴェル・ショットとも呼び、人間の目の高さを基準として１５０センチ〜１７０センチほどの高さにカメラを据えることをいう。標準より高い位置から撮ることをハイアングル、低い位置から撮ることをローアングルという。ハイアングルから撮影すると、建物などは下つぼまりになる。ハイアングルは日常に見る視点ではないため、説明的であったりといった特殊な効果がでる。
　
　ヘリコプターや飛行機から下を撮影すると、上空から地上を撮影することになり、鳥瞰（ちょうかん）とかバードアイビューなどと呼ばれる。