銀塩写真の３５ミリフィルム、１６ミリ、８ミリフィルムなどの両側、または片側に規格に基づいて穿穴された穴をいう。

　３５ミリカメラでは、カメラのスプロケットとかみ合ってフィルムが送られるが、モータードライブではストッパーヘフィルム送り量を伝えるものもみられる。１６ミリ、８ミリではクロー（送り爪）をバーフォレーションにひっかけて1コマを送る。いずれにしても、フィルム送り、輸送の役目を果たす穴であり、映画用フィルムをスチル用に転用したときに、そのままバーフォレーションをフィルム送り機構に結びつけて利用している。

　１２６判や１１０判では一画面に一つ、ＡＰＳは２つのバーフォレーションとなっているが、３５ミリ判では８パーフォレーションを送ることによって３５ミリ画面を移動させている。なお、３５ミリフィルムのバーフォレーションには、ネガ目とポジ目があるが、スチル用の３５ミリフィルムはポジ目になっている。＜写真用語事典＞