写真を撮ろう
(株) 総合事務所

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ハレーション(はれーしょん)

 極端に強い光がフィルム面に当たると、乳剤層に入った光の一部が乳剤層を通過して、ベース裏面の空気との境界面で反射し、再び乳剤に作用する現象をいう。実際にはハレーションは、フィルムに当たった強烈な光輝部から、少し離れたところを感光させる現象をおこす。ハレーションが起こると写真像が不鮮明になったり、明るい部分の周囲に不必要な像を生ずる。またハレーション・リングといって光点の周囲に、丸いぼけを作ることもある。

 最近のほとんどのフィルムは、ハレーション防止層が施されていたり、35ミリフィルムではグレーベースといって、ベース自体を着色して、乳剤を通過した光を吸収させるようになっている。<写真用語事典>

 ハレーションは銀塩写真でしかおきないが、よく似た現象にフレアーがある。フレアーもハレーションと呼ぶことが多い。