写真を撮ろう
(株) 総合事務所

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フォーカルプレーンシャッター
(ふぉかるぷれーんしゃったー)

 2枚の布幕または金属幕が上下あるいは左右に走行し、そのとき幕と幕の間のスリット幅、または前後幕の移動する速さを調節することによって、感光材料に適切な露出を与えるシャッター。レンズ部ではなしに、カメラ本体に組みこまれる。

 その名の通り焦点面、つまりフィルム面の直前におかれていることが多く、レンズ交換が可能なカメラに多く使われている。一般のフォーカルプレンシャッターはカメラメーカーで設計してボディーに取付けるが、スクェアーシャッターのように、シャッターメーカーがユニット式に作り、ボディーに取付ける形式もある。またオリンパスペンFの切欠きのある円板状のシャッターを回転させるのも一種のフォーカルプレンだが、これはロータリーシャッターと呼んで区別している。<写真用語事典>

 一眼レフカメラのように、レンズ交換式カメラに用いられることが多く、現在販売中の35ミリ判一眼レフカメラは、ほとんどがこの方式を採用している。

ミラーレスデジタルカメラもフォーカルプレーンシャッター