モノクロームの意味は単色のことだが、モノクロと省略されると白と黒で表現された写真をいうことが多い。カラー写真が普及するまでは、モノクロ写真だけであった。英語ではBlack and White であるが、黒白とは言わずに白黒という。

　モノクロ写真というと、白と黒の単色ないしその濃淡で映像を表現し、光の強弱を色のある無しもしくは濃淡に置き換えた形態で、印画紙に焼き付けたものである。

　デジタルカメラの時代になってカラーが主流となったが、モノクロ表現には独特の世界がある。今でもマニアがおり、銀塩写真だけではなくデジタルカメラでもモノクロモードがある。