写真を撮ろう
(株) 総合事務所

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硬調(こうちょう)

 写真の仕上がり具合を表す言葉で、ネガあるいはポジ像(印画)の明部と暗部の濃度の違いが大きい場合や、そういった特性をもつ感材などに使われる。銀塩写真用の言葉だったが、デジタルカメラでも使われ、明暗の差がハッキリしている写真を硬調とか硬いと言っている。

 標準的な調子は、明部から暗部までなだらかな階調を備え、ディテールも鮮明に表現されている。ネガの場合は、濃度比が大きくなるに従って硬調化し、いわゆるコントラストの強い画像となる。一般には硬調フィルム、硬調印画紙、硬調現像液、硬調な画像というように、感材や処理液の特性、画像評価などに広く用いられる。普通、硬調な画像を硬いと表現する。ポジ・フィルムからダイレクト・プリントすると、ネガ・カラーよりも硬調になりやすい。

 太陽光線が強い下で撮影すると、陽の当たっている部分といない部分で、強いコントラストがつくので硬調となりやすい。また、デジタルカメラでは硬調・軟調のモード選択ができ、撮影後にパソコンで硬調から軟調まで調整できる。
反対=軟調