写真の階調をいう用語で、ネガやポジ像の濃度の違いが少ない場合や、そういった特性をもった感光材料を軟調という。また現像液が指定の現像条件で、低コントラストに仕上がるものを軟調現像という。略してただ軟らかいということも多い。特性曲線でいえば、直線部の傾斜がゆるい状態をいう。＜写真用語事典＞

　上がったときに明暗の差が少なく、眠い印象の写真を軟調という。曇り空のしたで撮影すると軟調になりやすく、コンピューターソフトをつかった後処理でも、ある程度は調整できる。
反対＝硬調